こんにちは。
佐藤みちのです。
ちょっと前に「好きなことを仕事にする」っていうのが
すごく流行ったことがあったじゃない?
それがあなたの天職です、みたいな。
(バシャールのワクワクからきているんだと思いますが、
これはいろいろな捉え方があるし、
「天職」っていう言葉もいろいろな解釈があるから
違う考えの方がいらしたらスルーっとしてください。)
で、もう10年以上前だと思いますが
初めてその考えに触れた時にそれがすごく気に入って、
わたしの好きなことは何だろう、ばかりを考えるようになったの。
「よし、天職をみつけるぞ!」みたいな。
っていうか、正直言うと
当時どうしてもやっていきたかったけど、
それだけで食べていくほどにはなっていないナレーターという仕事が
天職なのか、他にやるべき仕事があるのか
すごく迷っていたのよね。
行くべきか~、行かざるべきか~、それが問題だ~。
(ちょっとちがうよな・笑)
だから当時は、
占いとか各種セッションとかを受けるときに
「天職、天職!」ってそいうのにすごく反応してたし
まぁ、言ってみれば
その当時のマイブームみたいなもんですね。
ちなみに
レナード・バーンスタインという指揮者は、
『私は若い音楽家の卵が「自分は音楽に向いているだろうか」と尋ねてきたら
「No」と答える。一流の音楽家になる人はそんなことを疑わないからだ。』
と言っています。
・・・だよねー。なんかすんません。
で、一方
わたしは踊ることも大好き、なんだけど
っていうことはさ、
舞踏家?ダンスの先生?インストラクター?
もイケるっていうことなの?
いやいやいや、だいたい想像がつくと思うけど
踊り系って、小さい頃からちゃんと教わったり訓練したり
続けてやっていないと、プロになるには実際問題難しいのよね。
わたしは習い事としてしかやったことないし。
なにより
圧倒的に「運動神経が日常生活に必要最低限しかない」し「リズム感がない」
もうこれは、どう考えても
プロ、っていうのは難しいよ。
・・・え?どういうこと?違うの?
じゃ、なんだろう?
なんだろう、なんだろう、なんだろぉうっ!
踊っている場合じゃない!探さなきゃ、考えなきゃ、
って考えまくったよ。(←「考えて」いる時点でOUTだけどね)
結局、「好きなこと=仕事」っていうのは
まあ、いろいろな解釈があるから
一言では、一概には、言えないんだけど
わたしがたどり着いたのは
ざっくりいうと
何をするか(DO)ではなく、
自分がどうありたいか(BE)、
何をしたら、その状態でいられるか。
が、大切、ということ。
なんだけど
こっちを聞いてほしいから
今日言いたいことに話を戻すと(←勝手やなー)
やっと、気が付いたの
やっと、見えたの
「好きなこと」が上手とは限らない
それは自分の才能と呼べる、人より秀でているもの、
そして既存の職業につながるもの、と思い込んでいたけど
(もちろんすごくストレートな人もいるかもしれないけど)
そうじゃない場合もあるんだよね。
ただただ好きなだけ、
既存の職業に結び付ける事はもちろん、
上手でさえないかもしれない。
でもそれでもやっぱり好き♡
だから「本当に好きなこと」なんだよね。
ダメなあの人でも好きなのよ、的な?(笑)
なんだろねー
「踊っている場合じゃない」って。
好きなこと=天職=人より上手、からの
うまくできない=仕事として成立しない=やる価値がない
どうして、いつから、こんな変な思い込みに縛られていたんだろう。
なんか理屈も合っていないし
ほんと、わかんないわー。
なんなの、わたし。
下手でも、それが仕事にならなくても
踊ればいいじゃん!
踊ったっていいんじゃん!
そして
きょうもわたしは
ふらふらと
へなちょこ踊りをしています。
イエィ♪(古っ!・笑)
♪ スキダケドスキナノニスキダカラスキナンダ
スキヤケドスキヤノニスキヤカラスキヤンカ ♪
『大阪LOVER/Dreames Come True』