こんにちは、
みちのです。
今日は少し重くなっちゃうかも？
苦手な方は、華麗にスルーっとしてくださいね。
わたしは小さい頃から
お母さんは、両親は、家族みんなは、
わたしが嫌いなんだと思っていました。
わたしだけ何かが違うから、
だから仲間に入れてもらえない、と思っていて、
家族に対してすごく壁を感じていました。
でもそれは悪いことで、
考えてはいけない
感じてはいけない
絶対に、他人に知られたらいけないこと。
だからそんな思いを抱えている自分を
ずっと、ただただ、責めていました。
わたしが悪い子で、おかしい子だから、
いけないんだと。
とにかく辛くて、でも理由はわからなくて、
そんな時
AC（アダルトチルドレン）という言葉を知って
衝撃を受けました。
わたしが悪いわけじゃないんだ、と。
正確には、
わたしも母も
誰も、なにも「悪く」はないんだけどね。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
今なら当時の母の置かれていた状況はわかります。
二十代前半の若さで
親も兄弟姉妹も友達も親戚も
知り合いさえ誰ひとりいない土地で、
同居している元気な姑とは
意見が合わず、受け入れてもらえず、
肝心の夫は、朝から晩まで、日曜日さえも仕事。
そんな中で慣れない家事の毎日。
そして、初めての妊娠・出産、育児。
当時は SNS や Line どころか、そもそもの携帯がないし、
固定電話だって料金が高くて気軽に掛けられない。
親兄弟や友達に会うなんて、夢のまた夢。
そのストレスたるや、どんなものか
その中で母がどんなに大変で、どんなに不安だったか。
どんっなに辛かったか。
今のわたしよりずっと若い母の
置かれていたであろう過酷な状況。
大人の、今の、わたしなら、頭では、わかる。
でも。
わたしの中の
未だに大きな恐怖を抱えたまま泣いている
その当時のままの小さなわたしが、
それを理解できるかといえば
残念ながらそれはまた別の話。。。
許せるかといえば
それもまた別のハナシ。
でもまあさ、
たとえ許せなくても、
そんなわたしでも、それでもいいんじゃん？
わたしはただのニンゲンで、
神様でも仏様でもイエス様でもないのだよ？
そんなの急にはムリだって。
だから、うん、
気がついただけで上等、上等、
今生はそれでよしとしようよ
なんて思っていたのです。
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そうしたら先日、
昼寝をしていた時に夢（？）を見ました。
本当にぜんぜん別人のように美しいんだけど（お母さん、ごめんよ・笑）、
明らかに母（なんというか「母のテイスト」が満載だったので）が、
それこそ菩薩のように豊かで美しい母が、
何か言いながらわたしに笑いかけ、
ふたことみこと、ほんの数十秒、軽口を交わす、夢。
目が覚めてボーッとしながら
ただ涙が溢れました。
その会話の内容は覚えていないけど、
わたしの中では生まれて初めて、
素直に、なんの鎧もなく、
母でも娘でもなく、
素のままのお互いで自然に話をしたような気がして。
初めて本当の、本来の姿の母に会えた気がして。
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母はわたしが28歳の時に
病気で亡くなっています。
もうすぐ来る２月は
母の誕生月であり、亡くなった月でもあります。
いつか
向こうの世界に還る時、
よく、親しい人が迎えに来る、とかっていうじゃない？
わたしはね、自分が還る時
正直いままで、母が来たらイヤだな、と思っていました。
だって、絶っ対、怒られるからね。
そんな時まで小言なんて聞きたくないし（笑）
でも
いつか向こうで
夢に見たような、菩薩バリのべっぴんさんの母に会えるなら
ちょっと楽しみかも？（笑）
母とのことは、
わたしの中の大きな課題のひとつなので
それがこうして
少しずつ動いていくのは、
とてもとても大きなギフト。
地道に
自分を許して、受け入れて、認めていくことは
本当に、確実に、
わたしを変えていく。
生きてると、割と（？笑）いいことあるね☆
どうかこんな人生のギフトを、
たくさんの人が受け取れますように・・・。
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