こんにちは。
佐藤みちのです。
声が出ない・・・。
仕事中に思ったところに思った通りの声が出ない。
夢であったしゃべる仕事を細々と続けていたけれど、
ある時から声に違和感を感じ始めた。
初めはすごく小さなもので
調子が悪いだけかと思ったけれど、
どんどん違和感が大きくなって。
病院に行き、
さらに４、５件、
評判のいいところに行ってみたりもした。
でもどうにもならない、この違和感を誰もわかってくれない。
みんな何も言わないけれど
気がついているのかも。
スタッフさんは耳が良いし。
そう思ったらもう、恐ろしくて。
恐ろしすぎて誰にも相談できなくて。
あんなに大好きだった仕事が
声で表現することが、
辛くて、苦痛でしかなくなった。
そして
本当は怖くて続けられなかっただけなのに
もう十分やったから満足と、
そう自分を誤魔化して
すべての仕事を手放した。
一方で
同じ習い事をしている友達が
言った言葉
「わたしインストラクターやろうと思って」
彼女もわたしもその習い事をとても愛していたので、
それで生計を立てようとしている、
ずっとやっていこうとしている彼女を
本当にすごいと思ったし、素直にうれしかった。
そのこと自体はすごく喜ばしい。
聞いた瞬間「ステキー！」と思った。
でも、
半面、ショックだった。
で、わたしは？って。
その習い事は、ふたり一緒に始めたのに、なのに
彼女は、どんどん進んでいく。
わたしは、様々な事情でレッスンも受けていない状態。
この差は何だろう。
あんなに大切にしていた
わたしのすべてだった
声で表現する仕事も
大好きだった習い事も
手放してしまって。
ただ、過ぎていく毎日。
洗濯、掃除、食事の支度。
「比較的得意だから」という理由で続けている
事務系の仕事。
平凡だけど
でもそれは、わたしにはとても大切な毎日。
小さい頃から欲しくて欲しくて欲しくて
やっと手に入れた
わたしの居場所。
あるだけでありがたい、
どんなに感謝しても足りないくらい、
大切な宝物。
だから
それでいい、それで満足、
それ以上、何を望むの？
と思っていた。
けど、
でも、一方で
本当にそれでいいの？って
ハートが騒いで仕方ない。
わたしの
本当にやりたいことはなんだろう
