こんにちは。
佐藤みちのです。
今日は登山のお話。
10年位前から、
オットと山登りをしています。
名付けて「へなちょこ隊」。
ぜーんぜん、歩くの遅いんだもーん。
そうそう、
山で一番元気なのはおばさま方です。
すごいのよ、
登りも絶え間なくおしゃべりしながら、
がんがん追い抜いていく驚異の心肺能力と
（ムリムリ、登りながらあんなにずっとしゃべれない・・・）
頂上では元気にお弁当を頬張っている、肉体の強靭さ。
（うへー、揚げ物とか胃が受け付けないよ・・・）
素晴らしい！！
話がそれましたが、
キッカケは簡単で
旅行に必要で購入した
リュックサックとウオーキングシューズ。
もったいないから、せっかくだから
山でも登っちゃう？
歩くだけなら出来るんじゃない？
でした。
いやいやいや、
一見「歩くだけ」ですが
もうホント、
めっちゃハードな本気のスポーツですから、登山。
わたしは運動神経が鈍いから
まず、体育の授業が苦行でトラウマになり、
若い頃はまったく、運動しませんでした。
だから
体力もないし、運動神経はない
ところへ持ってきて
筋力も、心肺も強くないから
そりゃあ、もう、きついです。
辛い、苦しい、お腹すいた、疲れた、暑い、寒い、無理、etc、etc・・・。
もう二度と来ないんだからっ、とか怒りながら
もう疲れたよー、と泣きながら
よくわからないけど笑いが止まらないくらい、壊れながら
よろよろ登り、止まっては登り、
何度も何度も、あそこまで行ったらもう下山しようと思いながら
それでも登り。
そんなに辛いはずなのに
下山すると、そんな文句はすっかり忘れて
「今度はどこに登ろうか」とお山のことばかり考えてしまう。
わたしにとっての登山とは
そんななんとも不思議なものです。
だって
お山はとても美しくて
本当に素晴らしい別世界だから。
コロナウイルスの影響で
ほんの数か月
経済活動が縮小されただけで
中国の空気がきれいになったり
ベネチアの運河の水がきれいになった、と言います。
地球は、自然は
驚くような力で
どんどん浄化されている。
地球を、自然を守ろう、とかっていうけれど
もちろん、それも大切だけど
やっぱり、圧倒的な力の差があるよね。
今年も
あちこちの山に登る計画を立てていたけれど
すべてキャンセル。
とても残念だけど、
だけど、半面
すごくいいお天気のお山ではきっと
動物達や、植物たちが
「あれ？人間来ないね？」なんて言いながら
のびのびと過ごしているんじゃないかと思うと
それはそれで、ちょっと幸せな気持ちになります。
