みちのみち

スピリチュアルな道をふらふら歩いているパーソナルカウンセラーのハナシ

とりとめのない、お山の話

こんにちは、

みちのです。

 

大雪で被害が出ていますが、

みなさんがお住いの地域は大丈夫でしょうか?

 

今日はそんな、大きな自然の話。

とりとめのない、お山の話です。

 

 

 

わたしは(へなちょこ)登山をするのですが、

山を歩いていると登山者同士

「こんにちは!」と声を掛け合います。

 

これには意味があって

 

まずは当たり前ですが「礼儀」です。

街中では知らない人とすれ違うたびに挨拶をしていたら大変ですが、

山の中は人が少ないので。

ま、お互いに笑顔で声掛けすると気持ちいいですしね。

 

それから遭難防止。

声を掛け合っていれば、

誰かが行方不明になった時に

「その人なら〇〇あたりですれ違いました!」とか

記憶に残っている確率が上がるから。

 

万が一の時のために

お互いの存在と体調を把握し、記憶するため。

 

あとは情報交換。

登山道や天気の状況、動物の出没など、

みんなで情報を共有して、お互いの安全を守っている。

 

最後にお菓子交換

これ大事(笑)

 

 

 

 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・



 

お山は広い。そりゃもう、とてつもなく。

大きな山塊だと、稜線だけで何キロも続きます。

そんな広い広ーーーい大自然の中で、

ほんの限られた場所にだけ、ぽつぽつと人間がいる。

 

急に放り出されたら

生きていくことさえ難しい自然の中で

ほんの少しの、比較的安全な場所に、

みんなが寄り添っている。

 

あぁ、ほんと、自然に比べたら

人はなんて、ちっちゃくて弱いんだろう。

 

そして

なんて

勇気と好奇心、創造力と知恵のある存在なんだろう。

 

みんなが得意なことをして

みんなで助け合ったら

きっとすごいチカラになるのに。

イガミあってる場合じゃないよな。

 

 

 

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どこまでも続く美しい稜線

 

 

 

そういえばね、

2、3年前に

群馬と新潟の県境にある、

谷川岳という山に登った時のことですが

 

そこは地形の関係で

森林限界(環境により高い木が育たず森林が形成されない境界線)が低いので、

登山道に高い木が少ない=木陰が少なく、

 

その日は梅雨の晴れ間の

ものすごくいい天気で、ほぼ無風。

いやもう、暑いのなんのって。。。

会う人会う人「天気が良すぎる・・・苦笑」とこぼしていました。

 

でね、

数少ない木陰で

オットとわたしもぐったりと休憩していたら、

(今思えば、熱中症に近い状態だったと思います。結構つらかったよ。)

 

近くにおネエさんたちのグループがいらして、

(注1:わたしは知らない人を「おニイさん、おネエさん」と呼ぶ癖がある。

 ちなみに「おニイさん」と呼びかけると、

 男性はなかなか自分のこととは認識してくれないが、

 女性は即効で全員振り向きます・笑)

「暑くて参っちゃうわよね~!これ食べる?キウイ、家から持ってきたのよ」

と、タッパーを差し出してくれました。

(注2:おネエさんたちは、いつでもどこでも元気です☆)

 

果物大好物のわたしは、

地獄に仏とはこのことか!と歓喜し、

「う、う、う、嬉しいーーーっ♡やったー!ありがとう、おネエさん♡」とばかりに

ひとつ、つまんで口に入れると、

と、と?

しょっぱいっ!

って、これ、キュウリ(胡瓜)じゃん!

 (ビックリしたけど美味しかった♡♡♡自家製の梅干しまでいただいてしまいました。)

 

そんな些細なことが、可笑しくて、

オットともども(知らないお兄さんたちも・笑)

大笑いして元気が出て、

過酷な環境の中、無事に下山することが出来ました。

 

 

 

・・・・・ ・・・・・ ・・・・・

 

 

 

最近はお山でも

マスク必須派が多くなったので、

元気に挨拶を交わしたり、情報交換やお菓子交換をしたりするのが

特に東京近郊の低山では憚られるようになり、

なんだか寂しい。

 

 

さて今年は、

どのくらい登れるかな?

 

   

♪ 自分の重さを
   感じながら坂道を登る
      いくつもの峠を越えて
      もっともっと上を目指す
      いつか辿り着ける世界へ
      僕は雲を抜けて
      空の一部になる
      僕は空になる
      らららら…

      生きることの全てを
      背負いながら坂道を辿る
      それぞれの抱く
      自分だけの峠を目指す
      いつか叶う筈の世界へ
   雲を抜けて
      君の夢に手が届く
      君は空になる
      らららら… ♪


  『空になる/さだまさし

 

 

 

 

hontounitaisetunakoto.hatenablog.com

 

 


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